震災後廃車になった車は数知れず驚きました

東日本大震災後物凄い数の廃車となってしまった車が道路を塞ぎ、山積みとなり現在でも田んぼや今だ多くの瓦礫に混ざって廃車となった車があります。この廃車にも多くの思い出が詰まっているのだろうと思うと心が痛くなりました。所有者が不明のままの車も集められ寂しくも思います。スクラップにするにも工場自体機能できず今もそのままでただ置かれています。
交通事故は誰もが起こしたくないものです。安全運転とは、状況判断と危険回避能力があればいいわけではありません。交通事故とは、自分自身が安全運転をしていても起きるものです。つまり、もらい事故ということがあり得るのです。もらい事故であっても、交通事故に変わりはありません。交通事故のリスクを下げるためにも、安全運転を心がけたいものです。
 映画『127時間』で、岩に腕を挟まれ究極の選択を実行した結果、奇跡の生還を遂げた実在の人物アーロン・ラルストンが、自身が撮影した実際の映像や映画について語った。

映画『127時間』写真ギャラリー

 登山家のアーロン・ラルストン(ジェームズ・フランコ)はユタ州のブルー・ジョン・キャニオンでハイキングしていたさいに、岩に腕を挟まれて身動きが取れなくなる。窮地に陥った彼が生死を懸けた究極の選択を強いられることになる衝撃的な作品。この映画でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたジェームズ・フランコの熱演にも注目だ。

 アーロンがこの事故にあったさい、死ぬかもしれないと思って撮影した実際の映像があるそうだが、ドキュメンタリーの映像として世間に公開しようと考えたことはあるのか。「興味を持ってくれるのは嬉しいし、人が気になるのこともわかるけれど、これは家族や友人のために僕が残したものなんだ。あのビデオを、僕の友達や両親のみんなで観たときは、ものすごく感情的になってしまい、何度も画面を停止して、ほとんどのティッシュボックスを使い切ってしまったほど泣きながら観たんだよ……。特に母親にとっては相当な衝撃だったと思うんだ……」と言い、さらに「ただ、このときはすでに事件が起きてから4か月経っていて、僕が家でリハビリをしていたときでもあったけど、僕が撮った映像には、人間らしい姿が映った最初の映像から、1時間後の映像には6日経って40キロほどにやせてしまった僕の姿が映っていたんだ! それは、まるで幽霊のような存在として映し出されていた……。そんな僕を、母親が観ることは非常につらいことだと思ったから、そのときにこの映像を公開しないことを決めたんだよ」と明かした。

 アーロンはこの事故がメディアに取り上げられたことで、どのような対処をすることになったのだろう。「事故から生還したときは、これからキャンプファイアーをするさいには、強烈な話が語れるぐらいにしか思っていなかったんだ! だから、まさか自分の知り合い以外の人たちがこれほど興味を持ってくるとは全く思わなかったんだよ!」と予想外の人々の反応に驚いたようだ。そして事故の後、病院のベッドで寝ていたときに、彼はゆっくりと今後どうするかを考えたそうだ。「その中で僕が最も熟考したのが、自分の価値についてだった。そして、最終的には(生きていることへの)恩恵を人に伝えたいという結論に達したんだ。それからはまず本を執筆して、公共の場でスピーチをして、そのスピーチを観ていたダニー監督が、映画という媒体で人々に僕の話を伝えてくれることになったんだよ」と語る彼の選択は、多くの人に希望を与えたに違いない。

 自分の経験したことをハリウッド映画として鑑賞してみて「映画全体がすごく緊張感があるんだ。映画内では、僕の個性とユーモア、さらに自信過剰で、ある意味傲慢な部分、自分の周りの自然をよく分析しているところなど、バランスの取れた映画に仕上がっていると思う。もっとも、ジェームズのほうが僕よりもずっとチャーミングだけれどね(笑)。ただ、僕は人々がこの映画を観て、映画内でジェームズが最後に立ち去る瞬間に“ありがとう”と言ったように、(人生に対して)感謝の気持ちを持ってほしいと思っているんだ」と彼だからこそ言える重みのある言葉を語った。

 映画はダニー・ボイル監督の特徴ある演出と、脚本家のサイモン・ボーフォイの構成が、岩場に挟まった一か所に居る設定を感じさせない映画に仕上がっている。奇跡的な生還を遂げた男の生命力は、一見の価値のあるものであろう。 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)


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【TVクリップ】「下流の宴」NHK総合 火曜午後10時

 「人間は努力しなくてはいけない、こういう家庭を築かなくてはいけない、そんな確固たる価値観を持つ人。まったくぶれない」

 黒木をもうならせる“モーレツ主婦”、福原由美子が今回の役どころだ。普段の芝居では、「こういう時はどっちなのだろう」と悩む瞬間があるというが、「由美子の場合は、自分の価値観をどうまっとうしようかという悩み。揺るぎない役作りをすることができました」と笑う。

 「人間は十努力すれば二十にも三十にもなる」「下流に落ちるな」。幼いころから母(野際陽子)にそう教え込まれた由美子は、わが子の教育にも熱心。しかし、息子の翔(窪田正孝)が高校を中退。同じフリーターの彼女(美波)と結婚をすると言い出してしまう…。

 「私は昭和の人間ですので、努力をしなさいと言われて育ったし、努力すること自体嫌いじゃない。でもこの間、娘に『勉強しなかったら、つまらない男と結婚するのよ、そしたらあなたの人生つまらないわよ〜』っていう由美子のセリフをふざけて言ってみたら、『いいもん』って(笑)」

 豊かな日本に生まれ育った子供たちにとって、努力しない将来がどんなものなのか「リアリティーが持てないのかも」と、分析も加える。

 一定水準の学歴、会社に身を置くことこそ幸せだと信じる由美子にとっては、覇気がなく、物欲も金銭欲もない息子は歯がゆくてならない。テキトーに生きているように見える息子の彼女など、論外の存在だ。

 見どころはなんといっても、息子の彼女とのバトル。コミカルな演技を見せているが、「相手のセリフに共感しないよう、私が一番正しい!と思うように心がけています」と意外な苦労もあるようだ。

 物語に登場する子供たちは、日本の一部の若者像とだぶるが、東日本大震災後、「子供たちの考え方が変わった」と感じている。

 「人のために役立ちたいとか、自分にできることはないかと思い始めたのではないでしょうか。このドラマが『努力って必要だよね』という“希望”に変わってくれたらうれしいですね」(三宅陽子)

 <くろき・ひとみ>昭和35年、福岡県出身。56年、宝塚歌劇団に入団し娘役のトップスターとして活躍。60年に退団後、翌年、映画「化身」で女優デビューし、テレビ、舞台でもさまざまな役に挑戦。代表作に映画「失楽園」(平成9年)など。